(017) 現代人は「人工音」無しでは暮していけない

    現代社会において、文明の利器と言われるものを使わずに生活することは極めてむずかしいことである。車もテレビもラジオもパソコンも携帯も無い暮らしを想像して見るに、何と静寂な不思議な世界が頭の中に現出してくることであろう。

    都会にあっては、自分だけがこのような機器を外してしまっても、一歩外に出れば、否部屋の中に居てさえも、これらが発する「人工音」に取り囲まれて生活している。このような「人工音」が体の一部になっているような気さえする。
    本を読む時にも何か「音」が無いと頭に入らない。本を読む時、私はほとんど音楽を聞きながら読んでいる。(余談だが、読書時はバッハが一番適していると思う。)

    最近はカフェで本を読んだり、学生が勉強している姿をよく見かける。あらたまって勉強机で読むよりも、よほど頭に入るのであろう。そんな時、そこに発せられる様々な雑音が無意識のまま脳に心地よく聴こえているに違いない。
    これからずぅ~と先々まで、我々は「人工音」の無い世界で生活することはありえないのだろうか。これは人間の暮しとして異常なことだろうか、普通のことなのだろうか。
    考えてみてもどうなることでもないが・・・

    (015)カミーユ・ピサロ
    カミーユ・ピサロ







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    主題から最後の挿し絵まで、かなりな時代経過と文化の変遷を感じます。
    画家のカミュさんは現代で生きたらどんな絵を描かれますかね。
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