(008) 読書は多読が良いわけではない

    世に、多読の方法とか速読術などといった本が結構売れているようである。しかし、その効果があったという話はあまり聞かない。また「私は月に100冊の本を読む、いや200冊読む。」などど言った多読を自慢する人もいる。私にはとてもそのような芸当はできない。

    ショウペンハウエルは多読の害について、このようなことを言っている。『読書は他人にモノを考えてもらうことであり、多読によりしだいに自分ではモノを考える力が無くなって行く。』すべての書籍がそうだと言う訳にはいかないが、真理を突いていると思う。 しかし、濫読で世の中の様々の有り様(ありよう)や、考え方を浅く広く知ることができる。これは濫読の効用である。

    しかし、ちゃんと理解しながら、なるべく沢山の本を読みたいと思うのは人情でもある。本のジャンルにもよるが、このような方法も考えても良いのではないだろうか。
    それは、(目次と序文と作者のあとがき)を先に読みその本の概要をイメーシしてから読み始める。全くの「無」から入るよりもスムーズに入っていけるのではないだろうか。既にこのような方法で本を読んでいる人もいるであろうし、またこれを邪道という人もいるかもしれないが、一つの読書方法だと思う。  さらに本の解釈に行き詰まったとき、ネット上でこの本についての他人の解釈を参考にする、などということもあって良いのではないだろうか。

    マネ_ラテュイユ親父の店 
    マネ(Édouard Manet, 1832 - 1883)『ラテュイユ親父の店』






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