【シニアの生活】=NO,21 悩むことは生きている証拠

    考える人

    人間に悩みはつきものです。人は一生のうちにさまざまの悩みを経験します。何ごとか行動を起こそうとするときの悩みなどと言った、前向きの悩みをありますが、一般的に「悩み」と言った場合は苦しみの悩みのことを言います。浅い悩み深い悩み、永遠と続く悩み、生きていることが辛くなるほどの悩みなど、その中身も人によってさまざまです。又年齢によっても悩みの有り様は違うでしょう。

    特にシニア層の悩みとしては次のようなものが考えられるでしょう。
    (人間関係、仕事、家族、お金、年金、健康、医療、相続、生き方、住居、介護、将来のこと)などなど、程度の差こそあれ一つや二つの悩みは誰でも持っているのではないでしょうか。もろもろの悩みの種があるのでしょうが、話によれば大きく次の4種類に分類することが出来るとのことです。(人間関係の悩み、 金銭的な悩み、 健康上の悩み、将来に関する悩み)人間はこれらと格闘しながら生きていくわけですが、一つの悩みが去ったら次の悩みが現れる「悩みははてなし」とも言えるものです。

    古今東西、人の心から悩みを排斥することは不可能です。前述の悩み事に一つずつ対処して解決する強い意志を持つことも大切でありますが、中にはどうしようもない悩みもあります。どうしようもない悩みであれば、その悩みを頭から甘受する方向へ一歩進めてみることも、また必要ではないかと思うのです。

    悩みも大きく分けて、病気など肉体的悩みと精神的悩みとに分けることが出来ると思います。肉体的病気の悩みなどは、治療による原因療法や痛みを和らげるための対症療法などに頼ることになるのでしょうが、精神的な悩みはそんなわけには行きません。せいぜい悩み事を人に話して、気持ちを楽にする程度のことでしょう。

    精神的に深い悩みであればあるほど、悩み抜く覚悟が必要のように思われます。これでもかこれでもかと悩み抜き、もう限界と言うところまでくると、(悩みがなくなるわけではありませんが)一種の吹っ切れた感情が呼び覚まされ、開き直りとも言える心境に到達でき、気持ち自体は少し楽なるように思われます。

    また「言うは易し」と思われるかもしれませんが、次のように考えることも出来るのではないでしょうか。
    『折角この世に生を受けた人生、人には経験することの出来ないこのような苦しみを経験できることに、自己の人生の意味を汲み取る。』こう考えることで、「少しは苦しみが軽減できるかもしれない、そして苦しみに耐える力を増してくれるかもしれない。」そんな気がします。

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    旧約聖書に「ヨブ記」と言う1章節があります。知恵文学の最大傑作と言われるもので、『義人(正しい人)の苦難』について書かれています。つまり 「何も悪いことをしていないのに苦しまなければならない!」 因果応報では整理できない、どうしようもない人生の不条理の苦しみについて述べられたものです。

    この事は宗派には関係なく、永遠に人類に襲ってくるもので、苦しみぬいた最後にはその苦しみを甘受するしか方法はないのでは無いかと思います。


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