【シニアの生活】=NO,15  人生はすべて出会いから (人は人との関係の中でしか生きられない)

    人生はすべて出会い

    生まれたから死ぬまで人には多くの出会いがあります。
    生まれ出たときの親との出会いに始まり、学校時代の出会い、仕事上での出会い、趣味の仲間との出会い、旅行先での出会い、買い物や娯楽や病院などでの出会い、近所の人との出会い、などなどさまざまです。また近年ではインターネット上での出会いもあります。出会いは人との出会いだけではありません。書物や音楽・絵画などとの出会いもあります。たまたま目にした新聞記事の一つだって出会いです。たった一つの小さな新聞記事で、自分の人生を方向転換することになることだってあるでしょう。

    一生のうちにはさまざまな多くの出会いを経験します。今日一日の中にも新たな出会いがあるかもしれません。そして私たちは出会いの中で自分を形作っていくことになります。よく「○○さんと出会わなかったら今の私は無かったでしょう」とか「この書物と出会って私の人生は変わった」「あの人と出会ったことでいろいろなことを教わった」などと話を聞きます。またいいことばかりでは無く、「悪い友達と出会ったために悪の道に入ってしまった」「あの人の話を信じすぎたばかりに株で大損してしまった」などの負の遺産を抱え込むことだってあるかもしれません。

    出会いは偶然性の高いものであります。偶然の出会いや出来事は(新しい活動を試みる機会)でもあります。現役を離れるとこの「偶然」も少なくなってくるでしょう。「偶然」を大切にして自分自身で新しく興味を育てて行くことが必要だと思います。「偶然」は受け身の形であります。でも受け身だけではありません。キャリア開発に関係されている方はご存じかと思いますが、「計画された偶然」という言葉があります。

    1999年J.D.クランボルツによって提唱されたキャリアカウンセリング理論「プランド・ハップンスタンス」(plan:計画)(happenstance:偶発)= 「計画された偶然性」というものです。
    それは、将来起きてほしい偶然の出来事を想い描き、それに合わせて行動を起こすことです。例えばやってみたい仕事があるとすれば、その仕事に関して(起きてほしい偶然)を意識して、そのような仲間のいるグループに入ったり、その仕事の関係者と交流ができるように計らってみたり、などの行動を起こしながら「偶然」が自分に舞い込んでくるように仕向けていくことです。特にいろいろな経験を積んできたシニア世代に多く見られる達観した気持ちを捨て、「行動」することから新しい世界が開けるのではないでしょうか。

    出会いによって人は大きく運命が変わることがあります。人間は自分一人でだけでは生きていけません。人は人との関係の中でしか生きるはできないのです。そして多くの人からさまざま影響を受けながら無意識のうちに自己形成を行っていきます。また逆に自分も無意識のうちに人に影響を与えております。普段あまりこのようなことは考えませんが、(自分は人にどのような影響を与えているのだろう?)と時には考えてみることも必要では無いでしょうか。

    他人に与える己の影響を考え感じてみると、そのことが又自分に帰ってきて、自分をよりよい方向へ導いて行くような気がします。どんな小さなことであれ、人は他人に対して何らかの影響を与えます。たとえ高齢者になってからでも、そのことを意識して生きることが生きがいにも通じることのように思います。

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