(030) 隣の芝生は誰にとっても青いもの

     
    よく「他人の生活ぶり」や「他人の持ち物」などに、妬むほどではないまでも羨みの言葉を発する人がいる。 『隣の芝生は青い』とか『隣の花は赤い』などと言われるものである。

       ※ついでに蛇足だけど、「隣の芝生は青い」は
        (The grass is always greener on the other side of the fence.)の訳。

    言うまでもないが、「他人のものは自分のものに比べるとなんでもよくみえて羨ましくなる」ということである。しかし、分かってはいても、なかなかこの気持から抜け出せないのが人の心理と言うものなのだろう。

    例えば「隣の主人は立派だ」とか「隣の子どもたちはしっかりしている」とか、「サラリーマンは時間に縛られて大変だけど、あの人は自由に働ける仕事だから羨ましい」「○○さんはいつも高級な服を着ている」などと、羨む中身に違いや程度の差こそあれ、誰でも「隣の芝生は青い」と無意識の内に感じてしまうこともあるだろう。 昨今は転職も多いが、中には隣の芝生が青く見えすぎて転職に失敗することもあるだろう。

    他人の幸せに見える生活の一部分に目を奪われて、自分の生活の中にある青い芝生に気づかない。社会の中での自分の幸福度を確認したい心理から、他人と比較し「自分の方が不幸なのではないか」などとと思ってしまう。このような気持ちにとらわれていると、なかなか先へ進むことができなくなる。

    時には、他人から<自分の芝生は青い>と思われているのかもしれない、と考えてみることも、また一考ではなかろうか。

    ウジェーヌガリエン-Laloue(1854-1941)-09  
    ウジェーヌガリエン-Laloue








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    テーマ : 心の持ち方
    ジャンル : 心と身体

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    本当にそう感じます。

    欧米人は、環境も文化も優れていて留学したり旅行したりで。
    でも、日本の平穏で奥ゆかしい文化や精密な作業や、高品質な製品など優秀なので、各個人もきっと素晴らしいのではないでしょうか。

    日本人特有の自惚れかもしれませんが(笑)
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