(028) 年賀状の季節がやってくる

    毎年10月頃になると年賀状のことが頭に浮かんでくる。年賀ハガキが売りだされたらすぐに書けるようにとの気持ちから、速い内から準備しようと思うけど、なかなか手がつかない。同じように考える人も多いのではなかろうか。このような季節的なものは、やはりその時期にならないとなかなか気持ちがついてこないものである。

    年賀ハガキの発行は戦後1949年発行が初めて。その当時の発行部数は1億8000万枚とのこと。その後日本の経済復興、人口の増加に伴い枚数を漸増させながら、ピークは2003年の44.6億枚になった。そして現在が約32億枚と、徐々に減少して行っている。

    発行部数減少の理由としては、人口の減少、時代の変化のスピード、価値観の多様化、人との付き合い方の変化などと、いろいろなな理由が考えられるだろうが、電子メールやフェイスブックなどのSNSの普及によるところも大きいように思われる。SNSで簡単に新年の挨拶を済ますことができるし、双方とも手間がかからないところが一つの利点として好まれるのだろう。しかし、すべての人が電子メールやSNSをやっているわけではなく、紙の年賀状がなくなることはないだろう。

    紙の年賀状も手間がかかっている分ありがたさを感じるものだし、捨てがたいところでもある。また1年に一回くらいは、消息のやり取りをしたいのも人情である。でも仕事上では仕方がないとしても、義理で出すとなると誰でもなんとなく億劫(おっくう)になるだろう。この義理のところを、どのような形でスムーズに終わらせるかはむずかしいところである。

    一般的には、前年に届いた年賀状を元に今年の年賀状を書く人が多いと思うが、喪中の相手が「喪中ハガキ」を出していないために、これを期に年賀状のやりとりが終了するということは多いだろう。喪中を連絡しないのも気になるところではあるが、義理の年賀状を終わらせるには、思い切ってこれも一つの考え方かもしれない。義理の相手も義理で出している場合が多いように感じられるので、逆に相手にとってもそれほどの不満は持たないのではないだろうか。

    ----- ちょっと気が早いけど、冬到来を前にしてこんなことを考えてみた。 -----

    ウジェーヌガリエン-Laloue(1854-1941)-05 
    ウジェーヌ・ガリエン ・Laloue









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    年賀状の普及と時代の変遷には、関係性ありそうな記事ですね。
    昭和復興と人間の繋がりと正比例し、平成のネット普及や電子化と人間関係の合理化と希薄化が正比例していると思います。

    ただ、統計数値から日本人の平均年賀状送出数は40枚から、30枚に減少している勘定になりますね。

    日本人まだまだ義理や人情も捨てたもんではないのですね。
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