(023) 音楽は聴く場所によって心象が違ってくる

    以前、中欧のツアー旅行でモーツアルト生誕の地ザルツブルグへ立寄ったことがある。ザルツブルグ観光を終えバスで次の観光地ウイーンへ向かう際、ツアーコンダクターの方が日本から準備してきた、モーツアルトのCDをバスの中で聴かせてくれた。

    その時、いつものとはまったく違う琴線を震わすような感動的なモーツアルトに聴こえた。私のような素人視聴者にとっては、かくも聴く場所にによって感興が異なるものなのかと思ったものである。なぜこうも異なる感興が自分の中に起こったのか。

    モーツアルトという意識が強く私の心を占めていたからかもしれないし、ザルツブルグという旧市街の残像が強く頭に残っていたからかもしれない。(モーツアルトの作風とは直接関係のないことだが、その日は小雨交じりの日でもあり、ザルツブルグ旧市街は冷たく城壁にかもまれ、人を拒絶するかのような冷徹で暗い印象を持った。)
    また私自身の性分が左右するところも大きいのかもしれない。

    当時のことを思い出して、何事を始めるにもやはりそれなりの雰囲気を整えることも大切なんだろうなと、最近思うようになった。とくに音楽を聞くときは、部屋にそれらしい絵画や写真を壁に掛け、窓辺に花でも置いて聴こうかななどと思っているところである。

    シスレー(04) 
    アルフレッド・シスレー











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    オーストリアやザルツブルクはクラシック音楽すきには一度は訪れたい街ですよね。
    モーツァルトは結構派手な生活だったとか。華やかで繊細な音楽にゆっくり浸るってのも贅沢な時間だと思います♪
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